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駐車場としては、駐車場を主用途とした建物のほか、事務所ビルや店舗、複合用途ビルなどに駐車場が併設されるなどの様々なケースが考えられます。 
ここでは、この駐車場を含む建物の環境性能を適切に評価するという観点から、駐車場及び駐車場を含む建築物の駐車場の取り扱い方について解説します。


駐車場の分類と評価における取り扱い

1. 駐車場のみにより構成されている独立建物を評価する場合

【評価方法】
・ 「工場」の評価基準を準用して評価する。
・ ただし、駐車場そのものは、「工場」の生産施設に相当するため、主に居室を対象とした「Q-1 室内環境」、「Q-2の1.機能性」は原則として評価対象外とする。(建物内に管理事務所や待合室などがあっても、全体の延床面積に較べ非常に小さい場合が多いため、この部分を対象にQ-1などを評価して、建物全体のQ-1の評価とすることに無理があると判断した。)
・ 他の用途が併設されている場合には、2.以降の評価方法を用いる。
機械式駐車場はCASBEEの評価対象外とする。

 

2. 主要用途に駐車場が付随する場合
(ex. 事務所ビルに付置義務程度の駐車場がある場合など)

例)

【評価方法】
・ 「付置義務駐車場」程度の規模の駐車場は、原則として、その部分の性能を建物の評価に含めない。
・ 但し、駐車場部分で積極的な環境への取り組みを行っている場合は、評価に含めることができる。

 

3. 駐車場用途の部分の床面積が、主用途に相当、または、それ以上の場合
(ex. ショッピングセンターの駐車場など)

(例)
階層タイプ
別棟タイプ

【評価方法】
・ 居室部分を評価対象とするQ-1(室内環境)とQ-2の1(機能性)については、主用途(上図の場合にはショッピングセンター)の居室部分についてのみ評価する。(駐車場部分のQ-1、Q-2の1は評価しない)
・非居室部分も評価できる Q-2の2.(耐用性・信頼性)、及び3.(対応性・更新性)については、建物全体(上図の場合には駐車場とショッピングセンターを合わせた建物全体)の性能を評価する。
・ Q-3(室外環境)、LR-1(エネルギー)、LR-2(資源・マテリアル)、LR-3(敷地外環境)についても同様に、建物全体で評価する。

 

4. 複合用途の建物の中に、大規模な駐車場がある場合

(例)

【評価方法】
・ 居室部分を評価対象とするQ-1(室内環境)、Q-2の1(機能性)、については、 駐車場を除く各用途で評価を行い、それぞれの評価結果を各用途の延床面積で荷重平均し、建物全体の評価結果とする。
・ 非居室部分も評価できるQ-2の2.(耐用性・信頼性)、及び3.(対応性・更新性)については、建物全体の性能を評価する。
・ Q-3(室外環境)、LR-1(エネルギー)、LR-2(資源・マテリアル)、LR-3(敷地外環境)についても、同様に建物全体の性能を評価する。

 

5. 機械式駐車場が別置、または内蔵されている場合

(例)

【評価方法】
・ 機械式駐車場は、CASBEEの評価対象から除外する。(対象部分の延床面積も算入しない)

以 上

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