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「第6回サステナブル住宅賞」受賞建築物

  一般財団法人ベターリビング理事長賞(改修部門)

再生低炭素住宅 (単位:m2 階数:地上/地下)
建築物名 再生低炭素住宅
建設地 宮城県仙台市
規模構造等 延べ面積(m2 66m2
階数
(地上/地下)
1/0
構造 木造
※画像クリックで拡大  詳しい作品紹介はこちら
講  評

仙台市内のコンパクトな平屋住宅を改修し、自然と共生する省エネ住宅を実現したものである。解体更地渡しの条件の土地を現状渡しとし、築42年の古家を再生している。延べ面積は66m2程度と戸建てとしてはコンパクトな住宅である。省エネ住宅を実現するために様々な工夫を凝らすとともに、築42年の既存住宅を再生するために耐震性などの観点から改修を行っている。一般的に小さな住宅では省エネ住宅の実現には、取り得る手段の制約が大きい。その制約の中で考えられる手段を積み重ねていくという、地味ではあるが着実な取組である。決して大きいとは言えないユーティリティーと書斎部分を増築して、屋根形状の変更でロフトを設け、住空間の確保を図っている。

省エネ住宅という点からは「低炭素建築物新築等計画」の認定を得ている。具体的には、改修前は無断熱に近い状態であったものを、床・屋根の断熱施工、壁は充填断熱に外張り断熱を付加し、窓は複層ガラスの樹脂サッシとしている。暖房はペレットストーブ、冷房は電気ヒートポンプ、給湯は太陽熱温水器システムに補助ボイラー潜熱回収型給湯器(灯油)である。これによって、暖房については灯油暖房の場合から一次エネルギー使用を82%削減し、給湯については、すべてを灯油給湯の場合から年間灯油使用量を72%削減している。太陽光発電に比べて太陽熱温水器は、省エネ機器としてコストパフォーマンスに優れているので今後数多く活用されることを期待したい。節水に関しては水回りの節水機器に加え、雨水タンクを設置して、庭木用、断水時の水洗便器用に使うことを意図している。

現行法に適合するよう耐震改修して、耐震性を確保するとともに、基礎は既存基礎を利用し増し打ちなどの補強を実施し、防蟻処理の上防湿シートで湿気対策を行っている。給排水配管は全面的に交換、給水は架橋ポリ管にてヘッダー配管としている。

最後に「狭小住宅」と表現すると、ネガティブな印象を受けるが、コンパクトな住宅は使う建材などの資材量が少ないので「コンパクト」であること自体がサステナブルと言えるのではないか。

 



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